ハーレーという名のもとに

スポーツスターで重低音マフラーに交換する時の素材選びのポイント

マフラーカスタマイズハーレー

ハーレーのカスタムは、ライダーの判断で自分だけのオリジナルに仕上げられるのが特徴です。

一口にカスタムと言っても改造する場所によって見た目や走行性能に違いが出ます。いくつかあるカスタムポイントで、特にこだわり派に人気が高いのがマフラーのカスタムです。
走行時のマフラーから出される重低音はハーレーならではの魅力の一つで、この点に惚れ込んで購入をするライダーも少なくありません。

1957年の初代モデルから60年以上の歴史を誇るスポーツスターも、迫力のあるサウンドでビギナーからベテランまで多くのライダーを魅了しています。ライダーの中にはマフラーはどれを使っても同じと認識している人も多いのは実情です。しかしこれは大きな間違いで、見た目に大きな変化はなくても走行した時の音の迫力に大きな違いが出ます。

スポーツスターは購入時に装備されているノーマルタイプでも迫力のあるサウンドは出せますが、音に厚みを出すのであれば重低音マフラーが最適です。ノーマルから重低音マフラーにカスタムする上で、注意すべきポイントに素材の選択があります。

ハーレーに使用するマフラーで使われる素材はステンレスとスチールの2種類です。

ステンレスは、軽量で熱やサビに強いという特性を持っていて、雨天での走行や雨ざらしの中で駐車をしていてもパーツの劣化の心配がありません。その反面、軽量であるがゆえに排気音が甲高く乾いた音になりやすくなってしまいます。
それに対してスチールは、ステンレスに比べて板厚があることで低い音が出やすく、重低音マフラーとの相性も抜群です。ただし、パーツが重くサビに弱いというデメリットもあります。スチール製のマフラーを使用する場合は、サビを予防するためにこまめにメンテナンスが必要です。

チョッパーライクなハーレー

ソフテイルモデルの旧車がチョッパーカスタムに適している理由

ハーレーのカスタムの中でもチョッパーは強いこだわりを持つハーレー乗りほど夢中になると言われています。チョッパーは叩き切る、短縮させるなどの意味を持つ言葉で、ハーレーに関しては大きくて重たいパーツを軽量化させることを意味しています。
チョッパーカスタムが流行したのは1960年代のアメリカが最初とされていますが、これはアメリカのバイク事情によるものです。
当時のアメリカでは大きくて重たいハーレーと、小型で軽いイギリス製のバイクが主流でした。小さくて軽い車体は扱いが容易なことから、アメリカのハーレー乗りは愛車の良さを残しつつ、イギリス製バイクの長所をカスタムによって取り入れるようになったのです。

ハーレーのチョッパーカスタムは現在でも人気のあるカスタムスタイルですが、中でもソフテイルモデルの旧車がもっとも似合うとされています。チョッパーカスタムが流行した1960年代のアメリカではソフテイルモデルがハーレーの主流であり、当時は第二次大戦より以前に作られたモデルのハーレーも現役で走っていました。ソフテイルモデルの旧車は古き良き時代のアメリカを象徴するモデルであり、当時の流行だったチョッパーカスタムに相応しいとされているのも当然と言えるでしょう。
カスタム用のパーツもソフテイルモデルの旧車のデザインを意識した物が多いので、愛車がソフテイルモデル以外のモデルであってもパーツ交換を行うことで似たような雰囲気を持たせるのは難しくありません。

チョッパーカスタムは車両が軽量化するので瞬発力が向上し、最高速度に達する時間が短縮されます。その一方で安定性がやや低下する欠点もあるので、カスタム前の感覚で運転をするのは良くないと言えるでしょう。
ハンドル操作やカーブ走行の際には特に注意することを心がけます。

ハーレーガソリンタンク